尾小屋鉄道の車両
軽便鉄道で有名な尾小屋鉄道の車両の写真を撮る為に尾小屋を訪問しました。
旧尾小屋駅に到着して驚きました。(訪問は2002年春)
確かここに車両が置かれていた筈だったんだが・・・・(保存場所は移転していました)
しかし、機関車が1台だけ野ざらし状態で放置されていました。
機関車のフロントビューです。すっかり赤く錆び付いています。
リアビューです。申し訳程度にシートがかけてありました。
全面錆び付きながらも、形はしっかりと保っています。
機関車内部の計器盤です。
同じく機関車内部です。ハンドルがありました。
機関車内部から。現役時代に想いを馳せながら・・・・
構内に残っていたダルマポイントは今も生きていました。
裏の方には、軽便鉄道では我が国唯一と思われるターンテーブルが現存していました。鉄道フリーク垂涎の物件。
ちなみに、2002年夏に再訪した所、屋根が無くなっていました。
ポッポ汽車展示館
旧尾小屋駅に留置されていた車両は尾小屋鉱山資料館そばの移転されて保存されています。
2002年4月に「ポッポ汽車展示館」がオープンしました。
立派な屋根の下かつての車両が保存されています。
正面です。小さくても迫力がありました。
蒸気機関車運転席内部です。
中央に「キハ3」号という気動車がありました。
「キハ3」号の心臓部のディーゼルエンジンです。現在でも稼働します。
「キハ3」号の運転席です。驚くほどシンプルな操作盤です。
客車内部です。
かつて殆ど野晒しの状態で放置されていた物がこのように大切に保存されるようになって嬉しいです。
古いものを見直すという傾向が今後広がればなお良いですね。